乾杯はビールで

宴会では、初めからビールが用意されていることが多いです。乾杯のときは、一応ビールを注いで、乾杯しましょう。自分だけソフトドリンクを注文すると他の人を待たせてしまいます。

乾杯は、ビールに口を付けるだけ、飲んだふりで構いません。ソフトドリンクは、乾杯が終わってからゆっくり注文しましょう。

注いで回る

いつも世話になっている先輩や、上司に感謝を込めて、注いで回りましょう。忙しくしていれば、飲まされることもありません。お返しに注がれたら、ありがたくいただきます。ここでも飲んだふり。

飲めないけれど、参加者全員に注いで回り一言でも話をするという目標を持って参加してる人がいて、人柄の良さが評価されていました。

世話役になる

グラスが空になりそうだったら、注文を聞いてみます。セルフサービスだったらなお好都合です。飲みたいものを作ってサービスしましょう。

料理を取り分けたり、落としたはしを持ってきたり、こぼしたものをふいたりしていれば、時間はすぐに過ぎてしまいます。

思い切って幹事を引き受けてしまうのも手です。幹事なら参加者の世話は、自然に行えますし、飲んでいる間などはありません。周りも幹事が酔い潰れては、困るので無理強いはしないでしょう。

ノンアルコール飲料やソフトドリンクで対応

飲み物は、ソフトドリンクを頼みましょう。何を飲んでいるかなんて誰も気にしません。ジュースでも似たようなお酒はたくさんあるので、ばれません。気持ち良く話を合わせて行けば、完璧です。

また、ノンアルコール飲料を頼むのもいい手です。自分も飲んでいるような気になるし、周りにもばれません。ただし、注文はこっそりとすることが肝心です。

聞き役になる

酔いが回ると自分のことを話したがるし、じっくりと聞いてもらうのは、気分の良いものです。ここは、聞き役に回り、相手の目を見てしっかり話の聞き役に徹しましょう。

相手のこともよく分かるし、評判も良くなります。二人で話に没頭していれば、割り込んできて、飲まされることもありません。

飲めない人たちで話す

同じように、飲めない人がいるはずです。そのような人を探して、親しくなりましょう。新しい人間関係を構築できますし、飲み会に参加することが気楽になります。

オープンにする

オープンにすることは、お酒は飲めないけれど、みんなと仲良くなりたい、親睦を図りたいという意思の表れだと解釈してもらいます。

お酒を飲めないことがオープンになれば、無理に酒を進めてくる人もいないし、気楽に参加できるようになります。

飲めないことの利点

アルハラが問題になっている近年は、お酒を飲むと命にかかわる人もいますから、無理に飲まそうとする人が減ってきました。

飲みすぎて人間関係が壊れることはありますが、飲まないからとがっかりされても人間関係は壊れません。酒の上での失敗は、絶対にありえないのですから。

飲めない人は、介抱役になったり、トラブルに冷静に対応してくれたり、帰りの運転手になったりと、飲む人にも利点があります。

雰囲気を楽しむ

飲まなくても雰囲気は好きという人なら、そう苦にならずに参加できるでしょう。飲む人も話を合わせてくれれば、雰囲気を壊されないので、喜んで受け入れてくれます。シラフで盛り上げてくれる人は安上がりだし、重宝です。

時間と費用をかけて参加するのですから、飲めなくても雰囲気を楽しむことが大切です。人との出会いや、仕事につながる話ができるかもしれません。飲めても飲めなくても、参加することには意義があります。

まとめると、お酒の席の対応は、決して無理をしないこと、飲めなくてもほかの人はほとんど気にしていないこと、飲んで絡む輩は無視すること、飲まない分食事や会話を楽しむこと、などが挙げられます。一滴も飲めないことなど気にせずに、楽しいお酒の席にしてください。

（画像は写真ACより）