なぜ、秋がおすすめなの？

社員旅行に人気のシーズンは、春、秋、冬です。

春は新入社員の歓迎と親睦を兼ねたものとして、秋は気候が良く観光に適した季節であるため、そして冬は忘年会や新年会を兼ねてという理由で、それぞれに人気があります。

中でももっとも人気なのは秋。新入社員にとっても、環境に慣れてきたころですし、社員にとっては下期の始まりということもあり、心機一転のためのリフレッシュにもなります。気候も良く、いわゆる行楽日和という日も多いので、天候不安も少ないというのも人気の理由です。

食欲の秋を楽しむ

実りの秋、食欲の秋といわれるように、秋は食べ物を楽しむのに良い季節です。

ぶどうや梨、みかんなどの果物狩りもあちこちで行われているので、そういったイベントを旅行に組み込むのも良いでしょう。

また、キノコやサンマ、栗に果物など、料理にもスイーツにもおいしい食材がベストシーズンを迎えます。ホテルなどでの食事にも季節感のあるものを扱った料理が並び、目で見て、舌で感じて秋を楽しむことができます。

秋に旬を迎える日本酒やワインもあり、蔵元での試飲体験やワイナリーの見学など、お酒好きにも嬉しいプランがあるのも特徴。運転が必要ない社員旅行ならお酒も存分に飲めるので、味覚の秋をより一層楽しめます。

食事は、日帰りの社員旅行の予定であっても、ランチタイムに秋の味覚を楽しめるプランにするなどして、季節感のある旅行を組むことが可能です。また、ちょっと豪華なお弁当を手配して、紅葉を眺めながら外でお弁当を食べるなど、気候の良い秋ならではの楽しみ方もできます。

紅葉を楽しむ

秋といえば紅葉です。全国津々浦々、紅葉の名所は数多くあり、見ごろもエリアによって少しずつ変わってくるので、旅行の日程と合わせて紅葉の見ごろとなるスポットも探しておきましょう。

関東近郊であれば伊豆や箱根、日光なども美しい紅葉を楽しめますし、関西であれば、やはり京都や奈良の紅葉は素晴らしく、秋の社員旅行ではぜひプランに組み込みたいところです。東海エリアなら信州や飛騨高山などもおすすめです。

また、これらの紅葉が有名なエリアは温泉地としても人気の場所が多いので、紅葉狩りと合わせて温泉を楽しむのも良いでしょう。日帰りの日程であっても、日帰り温泉が可能な宿でランチをすれば、温泉と紅葉を両方楽しむことができます。秋なら露天風呂も寒くなく暑くなく、気持ちよく浸かれます。

秋の旅行におすすめコーデ

暑すぎず寒すぎず、過ごしやすいのが秋の気候です。

女性であればカットソーやシャツブラウスにカーディガンやストールの羽織物があると体温調節もしやすくおすすめ。ボトムスはパンツスタイルが動きやすくて良いです。また、日差しが強い季節でもあるので、コンパクトに折りたためる帽子もカバンに入れておくと安心です。

男性はポロシャツやカジュアルシャツにチノパンといったコーデがおすすめです。羽織物にはカーディガンや薄手のジャケットがあると便利です。派手な色を選ばず、カーキやブラウンなど、ベーシックな色を選びましょう。

男女とも、靴はスニーカーなど歩きやすいものを履きましょう。季節的にはブーツでも良いですが、旅行先によっては神社の境内など、靴を脱いで見学する場所があることもあるので、脱ぎ履きしやすいものを選びましょう。

ツアーやプランもいろいろ

行楽シーズンの秋は、社員旅行や団体旅行向けのツアーも多数出てきます。秋の味覚狩り日帰りツアーや、温泉と秋の味覚を楽しむツアーなど、季節感あふれるプランが多数登場しますので、それらを利用するのも良いでしょう。

旅行サイトやお出かけサイトではおすすめの観光スポットや紅葉の見ごろ情報なども数多く紹介されます。旅行に便利な情報がいろいろと提供される季節なので、独自の旅行プランを組むのもあれこれ工夫でき、より充実した社員旅行にすることができます。

（画像は写真ACより）