社員旅行に添乗員は必要?
添乗員やバスガイド付の社員旅行にすべきかどうか
社員旅行で決めるべき内容のひとつに、添乗員やバスガイドを頼むべきか、という問題があります。添乗員もバスガイドもいてもらえたほうが、幹事としては安心ですね。
しかし、添乗員やバスガイドを頼むとなると、金額的な負担が必要です。社員旅行には、添乗員は必要なのでしょうか?
結論としては、予算があれば添乗員やバスガイドを頼んだほうが、安心です。では、どんな社員旅行の場合に、添乗員やバスガイドが必須なのか、ご紹介いたします。
添乗員やバスガイドの仕事内容とは?
添乗員とバスガイドは、旅行中どんな仕事をしているのでしょうか。特に、国内バス旅行の場合には、添乗員とバスガイドの両方がいる場合と、片方がいる場合、運転手のみの場合があります。
添乗員は主に、旅行中の時間、行程、お金の管理と社外での観光案内、トラブルへの対応などをしています。バスガイドは、バスを担当しており、バスでのカラオケ、観光案内、飲み物の提供、駐車補助、などを行っています。
添乗員は旅をスムーズに進行させるために、バスガイドは旅を楽しくするためにいるともいえます。
添乗員がいるメリット
添乗員が必須かどうかは、旅行の内容によって変わります。海外旅行では、社員のなかに添乗員の代わりを務められる人がいない場合には、添乗員が必須です。
海外旅行では、飛行機が欠航したり、荷物が届かなかったり、というトラブルが珍しくありません。そんなときに添乗員がいれば、トラブルへの対象は添乗員に任せることができますが、いない場合には、社員が対処しなければなりません。
幹事代行も依頼できる、団体旅行の細やかなサポートもしてくれる添乗員に同行してもらえば、さらに安心です。
バスガイドがいるメリット
バスの乗車時間が長いバス旅行では、バス中の楽しい話やレクリエーションも楽しみの一つです。バスガイドがいると、観光地についての解説も聞くことができ、ビデオの上映などもしてくれます。
バスガイドがいない場合には、幹事役の社員がレクリエーションを考えるように、求められるケースが多いようです。幹事がバスガイドの役割を果たせるかどうか、検討してみましょう。
添乗員、バスガイドがいる場合のデメリット
添乗員やバスガイドを依頼した場合の金額は、一般的な日帰り旅行の場合15,000円~18,000円くらいが相場です。一人あたりで割ると、数百円になります。
参加人数が少ない場合や、予算を宴会などに回したい場合には、添乗員やバスガイドを頼まない、という選択も検討しましょう。
添乗員がいない場合の幹事の仕事は?
もしも、添乗員を頼まないという場合には、幹事が添乗員の役割を果たします。実際に、1泊旅行の場合には、どんな仕事があるのか、簡単にご紹介します。
旅行当日の朝は、集合場所に早めに到着して、準備をします。飛行機の場合には、空港カウンターで搭乗券の引き換えが必要な場合があるため、引き換えを済ませておきます。
集合時間になったら、人数確認をしてから、初めの挨拶と注意事項の伝達をします。予約先の施設には、途中で到着時間の連絡をします。
宿泊施設に着いたら、チェックインを済ませ、部屋割りや宴会時間などを伝えます。宴会がある場合には、宴会の準備をします。
翌日の朝は、出発時に忘れ物や集合人数の確認を行います。旅行の終了時には、締めの挨拶と参加者へのお礼を伝えます。
旅行が終わったら、旅行の会計報告と来年の幹事のために、引き継ぎ資料を作成しましょう。
行き先や予算、幹事の負担を考えて決めよう
いかがでしょうか?添乗員やバスガイドが必須かどうかは、旅の行き先によっても変わります。予算や幹事の負担、参加人数など、全体を考えて、どちらがいいかよく検討してみてくださいね。
(画像は無料写真 写真ACより)