社員旅行の手配は、旅行代理店にお任せ！

社員旅行の幹事に選ばれた場合、社員旅行が終了する日まで、気を抜けない日々が続くことでしょう。旅行の計画立案や行き先の選定、交通手段、宿泊先の確保など、多くの作業を抱えると、毎日の業務に支障が生じることもあり得ます。

そのようなときこそ、旅行代理店の利用を検討してみましょう。旅行代理店への依頼は、規模の大きな会社ほど有効と言えます。社員旅行の運営は、旅行代理店のサポートを受けることで、幹事はできるだけ楽をする、という発想を持ってみませんか。

旅行代理店を利用するメリットは？

社員旅行を行うにあたって、旅行代理店を利用するメリットとしては、社員旅行のテーマや参加人数や行き先を伝えることで、旅行代理店が適切な旅行のプランの提案をする点です。

しかも、幹事が社員旅行の準備にわずらわされることなく、毎日の業務に集中できる点もメリットとなります。

旅行代理店を通さず、幹事が社員旅行の前準備を行わなければならない場合、旅行の計画立案のほか、交通手段や宿の手配など、さまざまな作業を行う必要があり、本業に支障が生じかねません。

その点、旅行代理店を利用すると、旅行の実施にあたって必要となるさまざまな業務を、旅行代理店が行うことになるため、幹事は本業に集中できることになります。

日々の業務に集中するためにも、旅行代理店への依頼が有効と言えるでしょう。

旅行代理店を利用するためのポイントは？

旅行代理店を上手に利用するためのポイントとしては、「どのような社員旅行にするか」という内容を明確にしておくことです。

例えば、社員旅行の内容が、「遠方で社内の合宿研修を行う」ということであれば、合宿研修を行うおおよその場所、参加人数、合宿研修のスケジュールなど、具体的な内容を旅行代理店にあらかじめ伝えておきましょう。

旅行代理店は、社員旅行の方向性を元に、適切なプランを立てることになります。そのため、社員旅行の幹事は、旅行の具体的な内容について把握しておきましょう。

旅行業者が登録業者か確認しよう

旅行代理店を選ぶ場合に気をつけたいことは、旅行代理店が「登録された業者であるかどうか」という点です。

旅行代理店が登録されている業者であるかどうかを確認する方法としては、旅行代理店の店舗やパンフレット、ホームページなどに記載されている「旅行業登録票」の確認があげられます。

そこに「登録番号　観光庁長官登録旅行業第○○○号」という表記があれば、登録された旅行業者であることがわかります。

まれに、旅行代理店登録を行わないまま旅行業務を取り扱っている業者がいる場合がありますが、そのような業者を利用すると、旅行代金を支払ったのに旅行業務が行わなかった、というトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

旅行業者を利用する場合は、旅行業登録業者であるかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。

旅行業者に種類があるの？その違いは？

また、旅行業者には登録区分の違いがあることについて理解しておくと、旅行会社選びの目安になりやすいです。

旅行業者には、第一種旅行業者、第二種旅行業者、第三種旅行業者があります。これらの違いについてみてみると、第一種旅行業者は登録先が観光庁であるのに対し、第二種・第三種旅行業者は、登録先が都道府県となります。

そのほかの違いとしては、旅行会社が企画する「募集型企画旅行」の旅行先が異なる点です。第一種は海外と国内旅行を企画できますが、第二種は国内のみの旅行となります、また、第三種は近隣市町村などの旅行に限定されます。

なお、社員旅行の場合は、旅行する人から依頼を受けた上で旅行会社が企画する「受注型企画旅行」となりますが、受注型企画旅行の場合は、第一種から第三種の旅行会社まで、海外・国内を問わずに旅行を依頼できます。

規模の大きな社員旅行や、旅行先が海外である場合は、旅行業としての経験が豊富な第一種旅行業者が最適でしょう。また、比較的規模が小さな社員旅行で、国内旅行とする場合は、第二種や第三種の旅行業者を利用する方法もあります。

社員旅行の規模や内容に応じて、適切な旅行会社を選びたいですね。

（画像は写真ACより）