【搭乗体験記】関西発ティーウェイ航空を利用してグアム旅行へ行ってきました!
みなさんはティーウェイ航空をご存知ですか?
ティーウェイ航空をご存知の方もティーウェイ航空がグアムへ運航していることを知らない方も多いのではないでしょうか。
韓国のLCCとして日本から韓国行きの格安航空券を販売していることで有名になったティーウェイ航空ですが2015年10月に関西-グアム間を新規就航しました。
まだ情報が少ないティーウェイ航空を実際に搭乗した感想を交えてご紹介します。
☆掲載情報は2016年7月15日現在のものです。
就航路線やサービスは変更される場合があります。
1.ティーウェイ航空とは?
t'way(ティーウェイ)航空は、'tomorrow' 'together'をモットーとする韓国LCC(ローコストキャリア)です。
2011年度、韓国LCC5社の顧客満足度調査(韓国消費者院調べ)にて、7部門中6部門のTOPを獲得し、質の高いサービスとフレンドリーな機内空間に定評のある航空会社です。
1-1.グアム路線の就航
2015年10月、ティーウェイ航空日本出発初のビーチ路線として関西-グアムが就航。午前出発、夕方帰国の時間帯で運航当初は週3便の運航でしたが、2016年9月からは毎日運航に変わります。
往路 | 関西空港発 | 10:40 | グアム空港 | 15:10 |
---|---|---|---|---|
復路 | グアム空港 | 16:10 | 関西空港発 | 18:45 |
(2018年6月20日現在)※スケジュールは予告なく変更となる場合があります。
1-2.出発前
ティーウェイ航空のチェックインカウンターは2時間前にオープンします。(当日の状況により前後することがあります)
LCCと聞いて心配になることのひとつが荷物のことだと思います。LCCといえば、荷物の制限があったり、有料になる場合が多いですがティーウェイ航空はお一人様23kgの荷物は2つまで預けることが可能です!
チェックイン後、ターミナルへ移動します。
関西国際空港にはターミナルが2つあり、第1ターミナルと第2ターミナルがあります。第2ターミナルはLCC専用ターミナルとなっておりますがティーウェイ航空はこの第2ターミナルではなく、レガシーキャリアと呼ばれる日本航空や全日空のターミナルと同じ第1ターミナルからの出発となります。ターミナルまではモノレールに乗って移動します。
1-3.機内設備・サービス
ティーウェイ航空の機内はこちら
3列:3列の配列となっており全189席です。ヘッドカバーにはティーウェイ航空のマスコットキャラクターブートくんがお出迎え♪
シートはしっかりとした皮できちんと清掃されているイメージを受けました。テレビモニターや音楽など機内エンターテイメントのサービスはありません。
座席幅は、実際に座るとこのような感じ
※身長160cmの女性が座った場合です。
座席幅は女性であれば狭いという印象はありません。ただし、がたいのいい男性や背の高い方、足が長い方には狭く感じるかと思います。
レガシーキャリアでは無料の機内食やブランケットのサービスがティーウェイ航空では有料となります。無料で提供されるものは水のみとなります。
事前に機内食が提供されないことを知っている方も多く、空港内で食べ物や飲み物を購入し機内へ持ち込むかたの姿も多く見られました。
機内食を購入することも可能で韓国ならではな辛ラーメンや韓国のスナックを購入することもできます。
日本円、ウォン、ドルで購入可能です。私は実際にブランケットを日本円で購入しました。
飛行機で使うブランケットなので、期待はしていなかったのですがサイズがとても大きくデザインも可愛いものでした♪
1-4.座席指定
ティーウェイ航空は一部の予約方法を除いて事前座席指定が当日まで不可です。当日、チェックイン時に空きがあれば隣同士をリクエストすることが可能です。また、当日有料にて座席指定できるエリアがあります。
【座席指定有料サービス】
足元の広いお座席(最前列座席・非常口座席)を搭乗手続きカウンターにて購入でき、より快適な旅をお楽しみ頂けるサービスです。
対象座席:最前列座席・非常口座席(15・16列目)※15列目はリクライニング出来ません。
最前列・16列目・・・2,500円/ 25$(米ドル)
15列目・・・・・・・・・・2,000円/20$(米ドル)
※事前予約不可 搭乗日当日搭乗手続きカウンターにて
たしかに他の座席より座席幅が広く男性やお子様がいるご家族、ゆったり過ごしたい方向けの座席です。
1-5.お子様向けサービス
小さいお子様向けに行っているサービスで客室乗務員の方が風船で犬や猫を作ってプレゼントをしていました。子供もとても喜んでいて、すごく微笑ましい光景でした♪
2.ティーウェイ航空を利用してグアムへ行く
主な予約方法は2つありティーウェイ航空の公式サイトなどで航空券を購入、または旅行会社のパッケージプランの申し込みです。それぞれの予約方法に長所と短所がありますのであわせてご紹介いたします。
2-1.ツアー(パッケージプラン)を利用する
ツアー利用のメリットは航空券・宿泊・送迎などをまとめて手配することで、旅行代金を安くすませることができます。
グアムでは公共交通機関が発展していないことから、自分自身で空港からホテルへ向かう手段が限られています。日本と違って、タクシーも多く走っておらず、ボッタクリの危険性などもまだまだあるのが実情です。その点、ツアーではホテルまで送迎をしてくれるので、そういった心配はありません。
2-2.航空券のみ手配する
航空券やホテルを個人手配する場合のメリットは、自由にプランを組み立てることができることです。ツアーと違って、団体行動をする制約や決められたホテルに宿泊することもないので自分の宿泊したいホテル、航空券、レンタカーなどを組み合わせることが可能です。
その反面、航空券のみの手配の場合ツアーとは違いキャンセル料金が手配完了後からかかるチケットも多いのでキャンセル料金発生の時期などに注意が必要です。
3.ティーウェイ航空 グアム線Q&A
1.ビジネスクラスを利用したい
ティーウェイ航空のグアム路線はすべての座席がエコノミー座席となりビジネスクラスの座席がございません
2.事前の座席指定は可能か?
パッケージツアーで申し込みをした場合は不可となります。
当日チェックインカウンターにて空きがあった場合のみ指定可能です。
3.託手荷物(預け荷物)はどのくらい預けることができる?無料?有料?
お預かりする手荷物はお一人様1個23KGまでを2個無料
但し、手荷物1個あたりの重量が32KG以内で、手荷物2個合計の大きさ3辺の和が273㎝未満とし、超える手荷物に関しては受託手荷物として預けられませんのでご注意ください。
4.機内持ち込み手荷物は?
お一人様1個持ち込むことが可能です
※10kg以内、3辺の合計が115cm以内(55×40×20cm以内)
5.機内食の内容は?
ティーウェイ航空グアム路線では機内食の無料提供がございません。
有料にて機内食を購入することが可能です。
6.マイルを貯めたい
ティーウェイ航空はマイレージが貯まらない航空会社となります。
7.客室乗務員は全員韓国人?
フライトにもよりますが3~4人の客室乗務員が同乗しており全員韓国人で構成されることもあります。
ですが、日本語を話せる客室乗務員の方も多く、簡単なコミニケーションであれば問題ありません。
8.よく飛行機が遅れることがあるの?
LCCと聞くと遅延や欠航を心配される声も多くありますが、この半年間欠航は台風による1回のみです。
LCCだからという理由で遅延や欠航があるということはありませんので、安心してください。
4.あとがき
LCCは値段の安さが売りですが、ティーウェイ航空は安さだけではなく機内の快適さなどでもレガシーキャリアと引けをとらない航空会社だと思います。
同じ路線で同じ時間帯の運航があるユナイテッド航空は、日によってはティーウェイ航空の何倍もする料金で販売をされていることがあります。確かに、機内の設備、無料サービスの内容では劣るかもしれませんがコストパフォーマンスの良い航空会社として、グアムに行かれる際は是非ティーウェイ航空を検討してみてはいかがですか?
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!