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トマムだけじゃない!層雲峡の幻想的な「雲海」を見に行ってみた!

皆さん、こんにちは。
突然ですが「雲海」と聞いて、どんな景色が思い浮かびますか?

モクモクした雲が山の合間を海のように埋め尽くして下の景色が全く見えない、幻想的なそして貴重な気象現象なのですが、ご存知でしょうか。「絶好の雲海を見たことあるよ!」という方がどの位いらっしゃるかは分かりませんが、それはとっても貴重で素敵な経験です!

今回は9月上旬に北海道の層雲峡に、その「雲海」を見に行ってみたので、前の日の宿泊から、当日の様子なども含めてその時の事をご紹介させて下さい。

1. 層雲峡温泉ってどんなところ?

層雲峡温泉は、壮大な層雲峡谷や山岳風景をご覧頂ける大雪山系最大の温泉街で、冬には深い峡谷を生かした大きな氷の造形物がライトアップされた景色でも有名な「氷瀑まつり」が開催されることでも有名です。(例年、1月後半~3月半ばまでの開催です。)

1-1. おすすめホテル

今回は層雲峡温泉の中でも比較的高台にあり、雲海を見に行くロープウェイ乗り場までも徒歩3分程度の『ホテル大雪』に宿泊しました。

雲海

『ホテル大雪』では5階のとっても落ち着くお部屋に泊まりました。畳のお部屋にベッドが置いてあるのですが、私としては何だかこのタイプのお部屋は贅沢な感じがして大好きです。

雲海

温泉は全て掛け流しで7階の展望露天風呂と3階の渓谷露天風呂、1階の欧風大浴場、と3箇所もあるので、宿に到着後に1回、寝る前に1回、翌朝1回、と、是非全てを楽しんで欲しいなと思います。(そんな私は到着が夜になってしまったので、実は2つしか行けなかったのが残念だったのですが。)

ホテルのお食事はブッフェも会席も素晴らしいのですが、それに加えて支配人さんのオススメは地下1階の居酒屋さんで食べられる「ラーメン」なのだとか。本格的な味が23時30分までオーダー可能という事でお夜食にもピッタリです!夕食を苦しくならないように調節して召し上がって頂いて、温泉でひとっ風呂浴びたあとにシメのラーメンを!色んな罪悪感は一旦忘れて、存分に満喫しちゃうのもこの際アリではないでしょうか。

そして、翌日いよいよ早朝のロープウェイに乗る日、早起きして、ホテルの外に出ると、なんと野生の鹿が'朝ごはん'を食べにきてるのを目撃しちゃいました。

雲海

きっとまだ、人が外にあまり出てない時間帯だからだと思うのですが、早起きしたから鹿のモグモグタイムを見られて嬉しい♪、という思いと同時に、お食事をお邪魔しちゃったかもと、少しごめんなさい、な気持ちにもなりました。。

とにかく、皆さんも早起きされた際には、ぜひ自然の中を注意して観察してみて下さい!何か見られたら、得した気分になりますよ~。(ただ、怖そうな動物を見かけても無闇に近付かない様お気を付け下さいませ。)

ホテル大雪
【所在地】〒078-1701 北海道上川郡上川町層雲峡
【電話番号】01658-5-3211
【部屋数】215室
【チェックイン・アウト】IN 15:00~ / OUT ~10:00
【アクセス】JR旭川駅よりバスで約1時間50分、旭川空港から車で100分


2.雲海を見に行こう

2-1. 黒岳ロープウェイ

今回はホテル大雪から歩いて3分程度にある『大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ』で、朝一番6時ぴったりに出発するロープウェイに乗ってきました。

通称「おはようロープウェイ」です!
本当に'おはよう'という言葉がピッタリなお時間ですよね。

私が行った日はあいにく曇りがちで、お天気が良ければ朝陽も差して、もっと気持ち良いのかなぁ、とは思いましたが、曇りは曇りで涼しくて良かったという事にします。

ロープウェイ乗り場の建物や、チケット売り場の雰囲気はコチラの様な感じです。

雲海

雲海

到着したのが、およそ5:50頃だったのですが、個人的な感想としましては「こんなに朝早いのに、結構利用されるお客さんって多いんだな」という感じでした。

中には、本格的な登山ルックをされた方々もいらっしゃいました。どうやら、ロープウェイからリフトに乗り継ぎ黒岳の上まで行くと、そこから北海道で一番の標高(2291m)を誇る旭岳まで縦走(走るのではないですよ。山の上から別の山へ歩いて移動することです。)出来るという事で、本格的な山好きの方の利用も多い様です。

一緒にチケットの改札が始まるのを待つ列に並びながら思ったんですが、登山の服や、グッズって意外にカラフルでポップなものが多いですよね。って、脱線しちゃいました。

2-2. いざ出発!

さて、6時を前に改札を抜け、いよいよロープウェイに乗り込みます。因みに、基本的にチケットは往復で1枚になっていますので、無くさない様に気を付けましょう!

雲海

ロープウェイはグリーンとブルーで模様も色もカワイイ感じで癒されます。

雲海

結構な人が並んでるなぁ、と思っていたのですが乗り込んでみると余裕で全員乗ることが出来ました、意外に広かった様です。

いよいよ約1900mの黒岳の五合目まで約7分の空中散歩へ出発です。残念ながら往路は層雲峡の峡谷側では無かったのですが、上の方に上ると黒岳の山頂・稜線が段々と見えてきてワクワクします。

やっぱり、ちょっとお日様の少ない陽気ではありましたが、これはこれで緑が深く見えた様な気がしますし、みようによってはいかにも「雲海」が出てきそうな空模様にも見えなくもない、なんて思ってる間に五合目に到着しました!

2-3. 5合目に到着!

さて、やってきました黒岳の五合目です。
ロープウェイ乗り場(降り場)の建物の屋上が雲海を見られる展望台になっているのですが、その件は最後にして、黒岳の五合目を少しご紹介させて下さい。

五合目はその次に七合目まで行けるリフトに乗るための中継地点でもあります。リフト乗り場まではおよそ200mほどです。

雲海

雲海

今回私は行けませんでしたが、乗り場までの道も舗装されていますので時間がある方は七合目まで行ってみるのもおススメです。

ちなみにリフト乗り場までの道には舗装するコンクリートの乾燥中に野生の動物が侵入してしまったらしく、その足跡が残ったまま固まっているので、それもちょっとした名物?スポットになっています。

雲海

間違えてコンクリートに足を突っ込んでしまい、焦って引き返す動物の姿を想像するとかなり可愛いですよね♪見つけた方は是非そんな想像をしながら見てみてください!

五合目自体も散策出来るようになっていて、展望台からは強い風に吹かれたであろう松や、山々の稜線が見渡せます。

七合目より上に行くともう少し紅葉が進んでいた様なのですが、五合目ではさすがにまだまだ、といったところでした。

2-4. 展望台からの景色とは?

そして、いよいよ黒岳駅上の展望台へ!さて目的の「雲海」は見えるのでしょうか。ドキドキ。。

なんと下の景色がよく見えることで。
という訳で、実は今回は残念ながら雲海は見られませんでした。

動画の最後の方に山の間に少しだけ雲が浮いているのが見えるのですが、あんな感じの雲が大量に発生したときに雲海となって見えるのかなー、なんて想像してみたりして。

やっぱり「雲海」は色んな気象条件が揃った時に現れる貴重な現象なんですよね。改めてそれを実感しつつ、それでも早朝の展望台からの景色と空気は十分に味わう価値あり、これはこれで良し!と思いながら、帰りのロープウェイに乗り込んだのでした。


3.おわりに

今回は、結局絶景の雲海の写真をご紹介出来なくて、ごめんなさいっ。
でも、今回の記事は今後ご自身で雲海を見られた人が、それだけで感じる大きな感動に、少しの優越感や喜びや「やりました!」感をプラスして感じて頂けるきっかけになれば嬉しいです。

私も、そう簡単に北海道まで雲海を見にはいけないですけど、人生は長いですし、雲海も見られる時期がこれからも毎年やってくるはずなので、長い目でみて、いつかはモックモクの雲海を見てみたいです。

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この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!

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