北海道の地でトレッキングを楽しむおすすめスポット
トレッキングもおすすめな北海道
北海道といえば海の味覚やラーメン、スイーツや大自然と、見るところはたくさんあります。北海道ならではの味覚を味わうのは旅の大きな目的ですが、北海道には、トレッキングするのに最適なスポットがいくつもあります。
今回は、そんな北海道のおすすめトレッキングスポットをご紹介します。
美瑛の丘
北海道に行くならぜひ足を運びたいのが美瑛の丘です。美瑛の丘はパッチワークのような風景が特徴で、広大でカラフルな景色は心も目も和ませてくれます。
特徴的なパッチワーク模様は、美瑛の地形に関係があります。実は北海道では碁盤の目のように畑作地帯が広がっている特徴がありますが、美瑛は丘陵地帯のためパッチワーク模様が平面ではなく盛り上がって見えるのです。
平面で見ても気持ちのよい北海道の畑作地域ですが、丘になっていることでパッチワークのように見えるというのが美瑛の面白いところで、大きな魅力です。
CMスポット巡り
さらに、美瑛の丘はCMでも使われているため、ロケ地巡りをするコースもおすすめです。
有名なスポットとしては、スカイラインのCMで登場した「ケンとメリーの木」(ポプラの木)や、「セブンスター」のパッケージにもなった「セブンスターの木」(柏の木)、「マイルドセブン」のCMに登場した「マイルドセブンの木」(柏の木)などがあります。
ただでさえ絵のように美しい美瑛の丘ですが、CMやパッケージデザインになった場所を訪れるのも楽しいものです。実際にCMで使われたのと同じアングルを探してみるのもよし、違うアングルで楽しんでみるのもよし。
季節によっても全く違う表情を見せるので、時期を変えて訪れるのも楽しみ方の一つです。
青い池もおすすめスポット
美瑛に行くならぜひ立ち寄っておきたいスポットに「青い池」があります。美瑛の丘を楽しむだけでなく、青い池にもぜひ立ち寄って、絶景を楽しみましょう。
青い池の周りには駐車場や散策路があるため、日の出前などを狙って行くと、青く澄み渡った美しい池を見ることができます。午前9時を超えてくると徐々に人が増えるため、静かに池を楽しみたいなら早朝を狙って訪れるのがポイントです。
緑溢れる風景が美しい宗谷丘陵
宗谷丘陵は、たくさんの風車を眺められる風景が壮観です。豊かな自然を眺めながらのトレッキングは旅のよい思い出にもなるでしょう。
宗谷丘陵は氷河期に起きた地盤凍結と融解によって形成された丘陵地帯で、標高20メートルから400メートルあります。宗谷丘陵の地形は北海道遺産にも選ばれ、氷河期の名残を感じられる貴重な場所です。
また、宗谷丘陵の特徴は、木々が生えておらず、地形がはっきりと見て分かる点です。これは過去の山火事で木々が燃えてしまったことと、宗谷丘陵の低気温と強風によるもので、背の高い植物や木が生えないために生まれた風景です。
北海道には周氷河地形があちこちで見られますが、はっきりとその地形を楽しみたいなら宗谷丘陵がおすすめでしょう。
さらに、宗谷丘陵の強風を活用し、風力発電が行われているために多くの風車を見ることができるのです。なだらかな地形一面に緑が広がる中で、白い風車がたくさん並んでいる風景は壮観です。
大雪山旭岳を歩く
大雪山旭岳も、トレッキングをするにはおすすめです。本格的な登山となるとレベルが高く手を出しにくいですが、自分のレベルに合わせてコースを選ぶことで楽しみながらトレッキングすることができます。
旭岳は北海道でも最高峰の山で、標高が2291メートルあります。この山を登ろうとすると本格的な登山の準備が必要になりますが、山を登るのではなく周辺の池や展望台などを見て回るコースなら、トレッキングとして気軽に楽しむことができます。
旭岳へはロープウェイで標高1100メートル地点にある山麓駅から、標高1600メートルの姿見駅まで一気に登れるので便利です。姿見駅から先は本格的に登山道となるため、がっつり山登りをするのでないなら、姿見駅の周りを散策すると北海道の大自然を味わえます。
池や展望台も
大小の池が2つ並んでいる「夫婦池」は、擂鉢のような形状の「擂鉢池」と「鏡池」から成ります。「鏡池」は名前の通り、旭岳の姿を鏡のように映し出す美しい池です。
「姿見の池」は撮影スポットとしても人気のある池で、池の湖畔よりも高い丘があるため、池に映り込んだ姿を見るのもトレッキングのポイントです。晴れている日にはエメラルドグリーン色の池を見ることができるので、天気をチェックして行くとよいでしょう。
姿見駅の周辺には5つの展望台があるので、池だけでなく展望台も巡ってみると、様々なアングルから風景を楽しむことができます。
このように、北海道にはトレッキングに適したスポットがいくつもあります。おいしいものを食べたり観光スポットを訪れたりするだけでなく、自分の足で歩き、自然を身近に感じる旅もしてみてはいかがでしょうか?
(画像はpixabayより)
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